エバー航空担当者様をお迎えした特別講義が航空新聞社 ウィングトラベル様に掲載されました。記事全文をご紹介させていただきます。(以下、記事稿)
★エバー航空、学生対象に「航空教室」開催講演とグループディスカッション、課題発表
エバー航空は、次世代の旅行・航空業界に携わる若者の育成、SDGsの取り組みの一環として、学生を対象に航空
会社の仕事を紹介する「航空教室」をJTBトラベル&ホテルカレッジで開催した。今回の企画は、両社の協業で企画・
実施されたもので、同校の講義「海外旅行商品(FIT)」の授業の1つ。エバー航空としてのこうした取り組みは昨年
に続いて2回目となる。
今回の講義では、エバー航空営業部客運課の河原徳彦課長による航空業界概論のプレゼンテーションに続き、学生
のグループディスカッション、また最後に学生からの発表という流れで行われた。
航空業界概論では、アライアンスやフルサービスキャリアとローコストキャリアの違い、運賃体系やイールドマネージメントの説明、航空会社の組織や仕事内容、カーボンニュートラルの取り組みなどを説明した。
その後のディスカッションでは、河原氏より「エバー航空が、次に日本で就航をするとしたら、どの空港がどんな理由でいいと思うか。花巻、茨城、神戸、広島、出雲、熊本、奄美より選び、その理由について考えてください」とした課題が与えられ、学生たちは班ごとに議論を実施。学生たちは、そのエリアからの集客の可能性、地上交通網の充実度、台湾からのインバウンド旅客の観光資源などの視点から回答を導き、各班リーダーがその結果を発表した。
最後の質疑応答では、エバー航空の強みや、現在の渡航需要の回復状況、収益安定化のための取り組みなどの質問
が学生よりあげられ、河原氏より実際の現場の目線での取り組みや現状について回答した。
JTBトラベル&ホテルカレッジは、観光・ホテル・ブライダル業界へ、即戦力として活躍できる多くの人材を40年以上にわたり輩出。航空会社をはじめ、観光業界の現役の方を講師として招き生の声を学生が聞くことのできる機会を定期的に実施している。