研修Report第3弾~国際観光ビジネス科2年生~
カレッジでは、11月下旬に各学科で研修旅行を実施しました。
今回はその第3弾として、国際観光ビジネス科2年生の担任の先生からいただいた研修旅行の報告を紹介させていただきます。
第1弾(国際ホテル&ブライダル科2年生)、第2弾(観光科1年生)はこちらから
歴史・宗教・食・文化の交差点シンガポールでの学び
研修旅行の目的や概要
国際観光ビジネス科2年生は、2024年11月22日~26日 (3泊5日)で海外研修旅行としてシンガポールへ渡航をいたしました。
未来の観光人財として、海外渡航における一連の手続きを実体験すること、また学生自身が現地での行程を自身の責任においてプランニング及び手配をする、そして班ごとに研究テーマ(SDGs、昼夜人口比較、DX推進)を設定しフィールドワークを通じて研究を深めること、以上が主な研修の目的となります。
実施された活動内容
シンガポールは観光、ビジネスの両側面からもアジアの主要国であり、また食・文化などの交差点ともいわれ、研修先としては多くのことを学べる魅力的なデスティネーションであるといえます。
行程の1日目は日本からシンガポールへの移動のみで、2日目は貸切バスを利用して全員で昼過ぎまで主要観光地の視察・見学をしました。2日目の夕方からは、シンガポールでの滞在最終日となる4日目の深夜便出発時刻に合わせた集合時間まで、班ごとのプランニングに沿った行動をする行程です。
2日目の全員での視察・見学では、マーライオン公園、アラブストリート、チャイナタウン、ラッフルズホテルを訪れました。中でも、マーライオンについては、昨年の海外研修旅行では工事期間のタイミングと重なり、昨年の学生はマーライオンを直接見ることができませんでしたが、今回は見ることができ、教科書で学んだ写真の実物を目の当たりして、大きな喜びの記憶の一つになりました。アラブストリート、チャイナタウンでは、正にシンガポールの特徴でもある多様な歴史・宗教・食・文化を体験いたしました。
班ごとの行動では、マリーナベイサンズ、ガーデンズバイザベイ、ユニバーサルスタジオ、オーチャード通り、チャンギ空港のジュエルなど、各種観光地を楽しみながらも設定した研究テーマの追究のためにアンテナを高く張り、視察・見学の行程を進めました。
学生の感想や成果
初めての海外渡航となる学生も多く、パスポートの取得、渡航事前手続き、最先端の羽田空港第2ターミナルの国際線エリアからの出国手続き、最新鋭中型旅客機ボーイング787への搭乗など、現地到着前からあらゆる興奮がありました。
シンガポールでは、観光地の視察・見学からの研究や学びのほか、MRTで移動をするためのプリペイド式カードの購入に苦戦したり、物価の高さに驚いたり、フードコートであるホーカーでの食事を楽しんだり、苦しんだりなど、海外渡航先の現地でしか感じることのできないあらゆる体験ができたことは何よりも貴重な成果といえます。
2日目の夜に全員で日本食の焼肉レストランへ行き、物凄い勢いで美味しそうに焼肉を食べるみんなの姿が目に焼き付いています。
担任の感想と今後の展望
渡航前に現地事情についてJTBシンガポール支店からオンラインでレクチャーを受け、そして設定した研究テーマに沿って現地でフィールドワークを通じて研究を深め、帰国後に研究成果のプレゼン発表を行い、海外研修旅行での学びは修了します。学びとともに、学生たちが笑顔で海外旅行の楽しみを感じたことは最大の成果であったと思います。
今後は海外旅行の楽しさと、より深い学びの成果が得られる海外研修旅行を実施していきたいと考えています。