人生において最も濃い3週間|JTBパリ支店

 観光旅行の専門学校「JTBツーリズムビジネスカレッジ」には学校が費用を負担する「海外派遣制度」がありJTBグループ海外支店実習/海外ホテル実習に毎年20名程度が派遣されています。あなたにもそのチャンスがあります!

2019年度海外派遣生の体験レポートとなります

人生において最も濃い3週間
JTBパリ支店

私は入学当初から海外派遣選抜を目標とし、日々勉強に励んできました。人前で話すことに苦手意識はありましたが“パリで実習したい”という強い思いで、英語スピーチコンテストにも挑戦しました。

そして第一希望であった外国人観光客数が世界一の観光大国フランス・パリで3週間実習をさせていただきました。
私は[トラベルコーディネーター課]というホテルやレストランの手配などを行っている部署に配属され、JTBツアーキットの作成、旅程の確認、レストランの地図作成、お土産カタログの校閲、レストランメニュー作成など様々な業務を経験させていただきました。
支店では、単なる作業として業務を行うのではなく、“お客様が喜んでいる姿”を想像して業務に取り込むことを意識していると仰っており、業務を通してその大切さを実感しました。
私はこの実習を通して、旅行手配の流れを学ぶことが出来たと共に、“旅行”というものはいかに多くの人の手によって支えられているかを知りました。
1つの旅が完成するまでには“1つのツアー”“1人のお客様”に対して多くの思いが込められていることを実感しました。私もその一員としてお客様の旅のサポートをしたいという思いがより一層強くなりました。

そして休日はを使って多くの観光地を訪れることができました。“ベルサイユ宮殿”“ノートルダム大聖堂”“サクレクール寺院”など挙げたらキリがない程に観光しました。
ロワール古城巡り、ルーブル美術館観光、モンサンミッシェル観光の「mybusツアー」にも参加させていただきました。その中でも一番心に残っていることは、凱旋門に登ってシャンゼリゼ通りを眺めながらエッフェル塔のシャンパンフラッシュを見たことです。この光景が最もパリを感じられ、今でも思い出します。観光を通してフランス社会の根底に流れる伝統や歴史、文化や芸術の美しさを体感することができました。

私はドイツ・フランス人の老夫婦のご家庭でホームステイをさせていただきました。週末には車でパリ市内を案内してくれたり、ベルサイユ宮殿に連れて行ってくれたりと、本当に良くして下さいました。
ホストファザーは英語があまり得意ではなかったので、コミュニケーションを取るのに少し苦労しましたが、私が和食を作って日本の文化を伝えたり、簡単なフランス語を覚えたりと、様々な工夫をしてコミュニケーションをとりました。
天ぷら、ラーメン、すき焼きを作ったのですがすき焼きが一番好評で、とても喜んでいただけました。異なる文化を学ぶことができ、日本の魅力にも気づくことができ、ホームステイはとても良い経験になりました。

3週間の中で今後の人生に大いに活かせることを学べ、自分自身の視野を広げることができました。
海外派遣生になることは簡単なことではないかもしれませんが、頑張った分得られるものも大きいです。
ぜひ皆さんにも挑戦して欲しいです。
頑張ってください!