カレッジでは、11月下旬に各学科で研修旅行を実施しました。
今回はその第1弾として、国際ホテル&ブライダル科2年生の担任の先生からいただいた研修旅行の報告を紹介させていただきます。
台湾のホテルと文化の魅力
研修旅行の目的と概要
国際ホテル&ブライダル科は、昨年より海外研修が復活し、今年は台湾研修を実施しました。2024年11月18日(月)から11月20日(水)の2泊3日の行程で学生4名が台北を訪問し、現地では台湾からの留学生のクラスメイト1名と合流しました。今回の研修では、台湾のホテルの視察において「台湾と日本のホテルの違いについて」「SDGsの取り組みについて」「ホテルのデジタル化」を学ぶこと、あわせて台湾の歴史・文化などの現地事情について学ぶことを目的としました。
実施された活動内容
初日は羽田空港から台北に向けての出発です。朝早い集合時間でしたが、遅刻・欠席者もなく無事に搭乗しました。
参加者の中には初めて飛行機に乗る学生もいたため、離陸時には歓声があがるほどでした。台北・松山空港到着後、現地ガイドさんの出迎えを受け、社内で簡単な会話や現地事情についてのレクチャーを受けました。その後最初の視察先である「マンダリン オリエンタル 台北」に向かいました。外資系ホテルならではの優雅さ・気品を兼ね備えたホテルを訪問し、また海外の著名なミュージシャンが宿泊したことなどの説明があり、とても喜んでいた様子でした。次に宿泊先である「ホテルイリューム台北」にチェックイン、各自でホテル内の視察を行いました。夜は、地下鉄を利用し、夜市の視察をしながら夕食をとりました。2日目は、台湾の文化・歴史について学ぶために、自由行動で市内散策、そして「千と千尋の神隠し」のモデルになったともいわれる九份を訪問してその雰囲気を味わいました。最終日の3日目は、前日まで侍ジャパンが宿泊していた「オークラ プレステージ台北」ととても大きな建物で有名な「圓山大飯店」を訪問しました。今回の視察では、学生たちはただホテルを見学するだけではなく、研修の目的の内容ついても積極的に質問し、日本と海外のホテルの違いはあってもホスピタリティは共通していること、SDGsの取り組みとしては使い捨てのアメニティを廃止していくなど、具体的な内容について確認していました。
学生の感想と成果
今回学生たちは、外資系の「マンダリン オリエンタル 台北」、日系の「オークラ プレステージ台北」、台湾資本の「圓山大飯店」と異なるタイプの有名なホテルを視察しました。それぞれの個性や良さを理解することができ、また学生たちがこれからホテルで働くにあたって今回学んだことを活かすことができるという非常に有意義な経験となりました。
担任の感想と今後の展望
今回引率で同行しましたが、学生が仲良く研修している様子を見て、今後ホテルで働いていく上で重要なチームワークを持つことができていると改めて感じました。来春からいよいよ社会人として活躍することになりますが、今回の研修で学んだことを実践的に役立ててほしいと思います。そしてこれからの学生の活躍に期待したいと思います。